▶バイエル・シンジェンタの研究資金でも「ネオニコ有害」
英国生態水文学研究所(Centre for Ecology & Hydrology)などの研究チームによるバイエルとシンジェンタの資金(270万ポンド、約4億円)を使った欧州での大規模な研究で、ネオニコチノイド系農薬に曝されたミツバチは、その越冬数が最大24%減少したというもの。研究は英国、ドイツ、ハンガリーのあわせて2千ヘクタールの農場を使って行われたという。
バイエルとシンジェンタは、受け入れがたい研究結果だとコメントしているという。バイエルのミツバチ関連サイトには、この研究結果に関するコメントの掲載はまだない。
・Science, 2017-6-29
Country-specific effects of neonicotinoid pesticides on honey bees and wild bees
・Centre for Ecology & Hydrology, 2017-6-29
First pan-European field study shows neonicotinoid pesticides harm honeybees and wild bees